流れ論 認知のバイアスとは|自分自身を考察
トップと30,000点差の場合、配牌で認知すること
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・点棒が無いため、大三元を狙う。
・「中」が2枚あれば、大三元の可能性が高くなるのだが。
・切る牌は、大三元を目指して、「九索、東、西」。
・残念な気持ちになる。
トップと11,000点差の場合、配牌で認知すること
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・小三元混一色で跳満だが、どの色で染めるか決定しづらい。
・一番多い索子を残すなら、カンチャン「一筒、三筒」切り。
・切る牌は、小三元混一色を目指して、その後に悩みつつ「萬子」か「筒子」切り。
・少し迷う気持ちになる。
半荘開始後で点差が無い場合、配牌で認知すること
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・点差が無いため、大三元、小三元混一色、小三元、混一色、役牌のみのどれを選んでもかまわない。
・他家が早くて高い手なら、役牌のみの和了で問題がない。
・降りる時なら、「白」や「発」を切ればよいので、守備力はある。
・切る牌は、どの役にも対応できる、「九索、東、西」。
・余裕のある気持ちになる。
トップと800点差の場合、配牌で認知すること
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・「白」と「発」が2枚有るため、他のところから鳴いても和了できる。
・切る牌は、「白」と「発」が鳴きやすいように、「中」。
・和了トップで、どこからでも鳴いていける配牌で、うれしい気持ちになる。
同じ配牌でも点棒状況により、切る牌や気持ちが異なる
・点棒状況により、気持ちが異なり、手役の狙い方が変わってくる。
・しかしながら、点数の高い手役は和了することが難しくなる。
・無理にトップを狙うと、なかなか和了できず、振込をして点棒を減らすことにもなる。
同じ配牌でも点棒状況により、選択肢が狭くなる
・点棒状況により、点数の高い手役を狙うと、選択肢が狭くなる。
・他家と比較してその分自由が利かなくなり、不利になる。
流れ論 認知のバイアスとは

・点棒が少ない→無理して点数の高い手役を狙う→和了できず無理して振込んでしまう→流れが悪いからだ。
・無理して狙い、無理して危険牌を勝負して、確率的に不利であるから負けてしまう。これは、自分でも、周りを見てもよく経験する。「流れが悪い」とよく言うし、耳にする。
・過去の経験を元にして先入観により合理的な判断ができない、認知にバイアス(偏り)が生じていることが、「認知のバイアス」と言う。
流れ論 認知のバイアスとは|他家からの考察
トップと30,000点差の場合、配牌で認知すること
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・点棒が無いため、大三元を狙う。
・切る牌は、大三元を目指して、「九索、東、西」。
・他家からは、点棒が少ないため、大物手を狙うと認識する。
・和了までのスピードは遅いと考え、不必要に警戒しなくてよい。
・場に「白」「発」「中」が出ていなければ、大三元を警戒し、他家はそれ以外の牌を勝負していける。
・他家にとって、点棒の無い者は聴牌や和了できず、無理な勝負をして、振込んでくれる。
トップと11,000点差の場合、配牌で認知すること
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・小三元混一色で跳満だが、どの色で染めるか決定しづらい。
・一番多い索子を残すなら、カンチャン「一筒、三筒」切り。
・その後に悩みつつ「萬子」か「筒子」切り。
・他家からは、点棒が少ないため、12,000点クラスの手を狙うと認識する。
・和了までのスピードは遅いと考え、不必要に警戒しなくてよい。
・場に「白」「発」「中」が出ていなければ、小三元以上を警戒し、他家はそれ以外の牌を勝負していける。混一色なら待ちを限定できるので、和了競争で有利になる。
・他家にとって、点棒の無い者は聴牌や和了できず、無理な勝負をして、振込んでくれる。
半荘開始後で点差が無い場合、配牌で認知すること
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・点差が無いため、大三元、小三元混一色、小三元、混一色、役牌のみのどれを選んでもかまわない。
・他家にとって、少ない点棒状況の時と比べて、どんな手役か限定して推測するのは困難。
トップと800点差の場合、配牌で認知すること
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・「白」と「発」が2枚有るため、他のところから鳴いても和了できる。
・切る牌は、「白」と「発」が鳴きやすいように、「中」。
・大三元の警戒が薄れ、字牌がやすくなるので、「白」「発」は他家から切りやすい。
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・以上の鳴き手牌で、チャンタ、筒子の一通、筒子の混一色を警戒し、他家が「五萬」を振込してくれるかもしれない。
・点棒を持っている者は和了しすい。
同じ配牌でも点棒状況により、切る牌や気持ちが異なる
・点棒状況により、気持ちが異なり、手役の狙い方が変わってくる。
・しかしながら、点数の高い手役は和了することが難しくなる。
・無理にトップを狙うと、なかなか和了できず、振込をして点棒を減らすことにもなる。
・他家もこのように認識している。
同じ配牌でも点棒状況により、選択肢が狭くなる
・点棒状況により、点数の高い手役を狙うと、選択肢が狭くなる。
・他家と比較してその分自由が利かなくなり、不利になる。
・他家もこのように認識している。
流れ論 認知のバイアスとは

亜空間殺法
・点棒が少ない→無理して点数の高い手役を狙う→和了できず無理して振込んでしまう→流れが悪いからだ。
・無理して狙い、無理して危険牌を勝負して、確率的に不利であるから負けてしまう。これは、自分でも、周りを見てもよく経験する。「流れが悪い」とよく言うし、耳にする。
・過去の経験を元にして先入観により合理的な判断ができない、認知にバイアス(偏り)が生じていることが、「認知のバイアス」と言う。
・他家もこのように認識している。
・他家からすると、点棒が多い者は選択肢が増えて手強く感じられ、点棒の少ない者は選択肢が少なく大物手だけ警戒すればよいため組みやすく感じる。
※自分だけでなく、他家もこの認知のバイアスに陥り、「流れ論」が支配する。
認知バイアスの関連書籍
■情報を正しく選択するための認知バイアス事典
・あなたは正しく情報を選択できているでしょうか?
・自信があるという人ほど、ぜひ本書に目を通してください。
・私たちの認知を歪ませる現象の多さに驚き、
・自分の偏った情報の受け取り方に気づかされることでしょう。
・しかし、それこそが情報を正しく見るための第一歩。
・認知バイアスを知らずして、自分が認知バイアスに陥っていることに気づくことは難しいからです。
リンク
■「印象」の心理学 認知バイアスが人の判断をゆがませる
・物事が成功した場合、その原因を「自分のおかげ」だと考える。
~自己奉仕的バイアス~
・出来事の結果が明らかになったあとで、わたしたちはその結果が予測可能であったと考える。
~後知恵効果~
・内集団の優れたメンバーを外集団の優れたメンバーよりも高く評価し、内集団の劣るメンバーを外集団の劣るメンバーよりも低く評価する。
~黒い羊効果~
・自分の考えていることや感じていることを、ほかの人もわかっているように思う
~透明性の錯覚~ など
リンク
■認知バイアス 心に潜むふしぎな働き
・認知バイアスという言葉は、一般的にも時々使われるようになってきて、なんだかよくわからないけど間違ってしまった、おかしなことをしてしまった、というときに認知バイアスという言葉で片付けようとする安易な解決も見られがちですが、著者は、「知」を身体、社会、感情、環境なども取り込んでトータルな人間の理解を深めようとする認知科学に基づき、理論的に分析しています。また、なぜ誤るのか、そして誤ることには意義があるのか、それは何なのかを解き明かします。
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