株式|株式配当金

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株式配当金

株式配当金とは

・株式配当金とは、企業が事業で得た利益の一部を株主へ分配するお金。
・保有株数に応じて配当金を受け取れる。
・資産を保有していることで得られる利益で、インカムゲイン(Income Gain)に分類される。一方、株式の売買で得た利益は、キャピタル・ゲイン(Capital Gain)という。

 

株式配当金|条件

・権利確定日の2営業日前である「権利付き最終日」までに株を買い、その日の取引終了時点まで保有しておく。
・配当金が入金される時期は、権利確定日から2〜3か月後。

 

株式配当金|税金

・配当金の税率は、所得税及び復興特別所得税15.315%、住民税5%の合計20.315%。
・配当金は、源泉徴収によって税金が差し引かれているため、原則として確定申告が不要。
・主な選択肢は、「申告不要」「申告分離課税」「総合課税」。
・確定申告が有利な場合、申告分離課税を選ぶと、株式の売却損と配当金を損益通算できる。
・総合課税を選ぶと、配当控除を利用できる場合がある。
・ただし、配当所得を申告すると所得金額が増え、健康保険料や扶養判定などに影響して合計で損になる可能性があるので、試算が必要。

 

株式配当金|参考記事

・No.1330 配当金を受け取ったとき(配当所得)

 

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配当性向

配当性向とは

・配当性向とは、企業が当期純利益の中からどれだけの割合を株主に配当として支払っているかを示す指標。
・経営の安定性や株主還元の姿勢が分かる。
・配当性向が高いと、投資家から高い信頼を得る傾向がある。

 

配当性向|計算式

・配当性向(%)=(配当金支払総額÷当期純利益)×100
・又は 配当性向(%)=(1株当たり配当額÷1株当たり純利益(EPS))×100
・当期純利益とは、一会計期間内に企業が得た収益からすべての経費や営業外損益、税金などを差し引いて残った利益のこと。
・1株当たり純利益(EPS)は、企業がどれだけ効率よく利益を生み出しているかを測るための指標で「当期純利益÷発行済株式総数」で求めることが可能。

 

配当性向|評価

・配当性向は、20〜50%に決定する企業が多い。
・配当性向が30〜50%ならば、優良といわれている。
・一般的に安定した成熟企業は高い配当性向が見られることが多い。成長投資よりも株主への還元を優先している。
・配当性向が100%を超える企業は、利益を上回る額を株主配当に充てている。
・高い配当性向は企業が再投資に回す利益が少ないことや、借入金に頼る可能性があり、将来の成長や安定性に影響を及ぼす恐れがある。

 

配当性向|参考記事

・配当性向とは?計算式や目安、高すぎるとどうなるかを解説

 

 

DPS(1株当たり配当金)

DPSとは

・DPS(ディーピーエス)
・DPSとは、支払い済み年間配当金を発行済み株式数で割ったもので、1株当たり配当金のこと。
・「Dividend Per Share」の略。
・成長企業の場合、配当よりも事業投資を優先する傾向にあり、DPSだけでなく総合的な企業価値の評価が必要。
・安定配当政策を採用する企業は、業績変動に関わらず一定の配当水準を維持しようとするため、DPSの変動は比較的小さくなる。この企業は、長期投資家にとって魅力的な投資対象となることが多い。

 

累進配当

・累進配当銘柄とは、減配せず配当を維持または増加させる企業の株式。
・累進配当では、企業が業績向上に伴ってDPSを継続的に増加させる。当該企業は株主還元への強いコミットメントを示しており、投資家からの評価も高い傾向がある。
・ただし、業績悪化時にも配当を維持する必要があるため、財務体質の健全性が重要になる。
・累進配当を掲げる企業は、業績や財務体質に自信がある大企業である。

 

累進配当|企業

・INPEX…原油ガス開発最大手で、豪イクシスLNGが柱
・ENEOSホールディングス…東燃ゼネラルと経営統合、国内シェア5割の石油元売り首位
・アサヒグループホールディング…ビール類で国内首位級の酒類・飲料メーカー
・武田薬品工業…国内製薬首位で、がん、中枢神経、消化器、希少疾患等に重点
・セブン&アイ・ホールディングス…国内流通首位級で、日米コンビニが柱
・三菱商事…総合商社のトップで金属資源やエネルギーに強み
・三井物産…資源分野では世界有数の専門性
・伊藤忠商事…非資源分野への集中戦略で、繊維、食品、生活消費財に強み
・住友商事…非資源分野での着実な成長が特徴
・丸紅…食料・アグリビジネスに強み
・みずほフィナンシャルグループ…前身は、旧富士、第一勧業、日本興業銀行
・オリックス…リース手始めに保険、不動産など多角化、海外展開突出
・東京海上ホールディングス…メガ損保で首位級、東京海上日動が主体
・KDDI…総合通信大手で、携帯と光回線を展開

 

累進配当|投資信託

・アムンディインデックスシリーズ | 日本・高配当株…予想配当利回りの高い銘柄を厳選した日経累進高配当株指数(しっかりインカム)に連動を目指すファンド
・日経累進高配当株指数の組入銘柄の入れ替え(2026年6月末)

 

累進配当|参考記事

・日経平均株価を上回るパフォーマンス!減配しない「累進高配当株」に注目

 

 

つなぎ売り

つなぎ売りとは

・つなぎ売りとは、同一銘柄で、現物取引の買いと、信用取引の売りを併用すること。
・現物取引の買いで株主優待の権利を得て、株価が下がると利益が出る信用取引の売り併用し、株価の下落リスクを抑える。

 

権利落ち日に株価下落すること

・株主優待がある銘柄が、権利落ち日に一時的に株価が大きく下落する場合がある。
・配当金や株主優待に相当する価値が株価から差し引かれるために起こる「権利落ちによる下落」が原因であることが多い。
・株主優待は欲しいけれど、一時的な下落リスクを抑えるために、信用取引を活用する。
・つなぎ売りをして、同一銘柄で、現物取引の買いと、信用取引の売りを併用する。

 

つなぎ売りと配当

・信用取引による利益(コスト考慮前)
・信用取引手数料(新規・返済分 取引毎手数料コース)
・貸株料
・逆日歩:一般信用の場合は発生しない
・配当金(現物と信用)受払いの差額=現物配当金の約80%(配当落調整金)-信用配当相当額100%≒△配当金の約20%
・つなぎ売りで、優待は有効だが配当は20%損失。他に手数料や貸株料を負担する。
・配当の観点からは損失になる。優待狙いの手法である。

 

つなぎ売り|参考記事

・リスクを抑えて株主優待を獲得する「つなぎ売り」について
・つなぎ売りを活用しリスクを抑えながら株主優待を獲得しよう

 

 

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【2026年10月3日現在。引用:楽天証券。投資は自己責任で。】