三人麻雀とは 麻雀特殊ルール
・東家、南家、西家で行う。
 ・北家が居ない。
 ・萬子の「二萬」~「八萬」は使用しない。
 ・チーができない。
 ・「北」の扱い方が色々ある。
字牌の割合は25.9%(四人麻雀で20.6%)で、粗末にしてはいけない
字牌は7種類
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数牌は20種類(四人麻雀は27種類)
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字牌の割合
字牌の割合は、7種類÷(7種類+20種類)≒25.9%
 字牌の割合は25.9%(四人麻雀で20.6%)で、粗末にしてはいけない。
三人麻雀|「北」の扱い
「北」を抜きドラとして扱う
・「北」は手牌で使えない。
 ・「北」が来た場合、自分の右側に抜き、「抜ドラ」としてあがった際には1枚につき1飜増しとなる。
 ・「北」は、役満の時にしか手牌として使えない。役満であがる場合、他家がツモって抜いた「北」で和了できる。
「北」を共通役牌として扱う
・「北」は共通役牌として扱う。3枚で1翻になる。
「北」をオタ風として扱う
・「北」はオタ風として扱う。「一萬」や「九萬」と同じ扱いになる。
三人麻雀|点数計算
三人麻雀の点数計算|ツモり損有り
・四人麻雀と同じ計算。
 ・子の満貫ツモは、親4,000点と子1人2,000点の計6,000点となる。四人麻雀より2,000点少ない。ツモリ損になる。
三人麻雀の点数計算|ツモり損無し
・ロン和了の点数になるよう、親が和了した場合には子が支払う点数を折半し、子が和了した場合には親ともう一人の子の支払う点数の割合を「2:1」にする。
親の点数計算表
| 親 | 1翻 | 2翻 | 3翻 | 4翻 | 
|---|---|---|---|---|
| 20符 | – | [1,100オール] | 3,900 [2,000オール]  | 7,700 [3,900オール]  | 
| 25符 | – | 2,400 [-]  | 4,800 [2,400オール]  | 9,600 [4,800オール]  | 
| 30符 | 1,500 [800オール]  | 2,900 [1,500オール]  | 5,800 [3,000オール]  | 満貫 12,000 [6,000オール]  | 
| 40符 | 2,000 [1,100オール]  | 3,900 [2,000オール]  | 7,700 [3,900オール]  | |
| 50符 | 2,400 [1,200オール]  | 4,800 [2,400オール]  | 9,600 [4,800オール]  | 
子の点数計算表
| 子 | 1翻 | 2翻 | 3翻 | 4翻 | 
|---|---|---|---|---|
| 20符 | – | [600-900] | 2,600 [1,100-1,700]  | 5,200 [2,000-3,300]  | 
| 25符 | – | 1,600 [-]  | 3,200 [1,200-2,000]  | 6,400 [2,400-4,000]  | 
| 30符 | 1,000 [500-700]  | 2,000 [800-1,300]  | 3,900 [1,500-2,500]  | 満貫 8,000 [3,000-5,000]  | 
| 40符 | 1,300 [600-900]  | 2,000 [800-1,300]  | 3900 [1,500-2,500]  | |
| 50符 | 1,600 [600-1,000]  | 3,200 [1,100-1,700]  | 5200 [2,000-3,300]  | 
三人麻雀ローカル役|三風(三風刻)
・三風刻(サンプウコー)、三風(サンプウ)。
 ・東、南、西、北の風牌のうち3つを刻子で揃える役。
 ・2翻役。
三人麻雀|攻略方法
三人麻雀|名古屋サンマ
・二翻リャンハン縛り
 ・自分の手牌を公開してリーチをかける役、「オープンリーチ」有りで、2翻役
 ・名古屋サンマでは、「オープンリーチ」は、手牌全てを開ける。
 ・30,000点持ち、40,000点返し
 ・赤牌は各1枚
 ・フリテンリーチ時は強制オープン
 ・リーチ後の見逃しは禁止
 ・符計算なし(30符固定100点切り上げ)
 ・アンカンは和了時に1ハンUP(役にはならない)
 ・ツモピン有り
 ・北は常に場風
三人麻雀|関東サンマ、東京サンマ、東天紅
・用いる牌は基本的に一九以外の萬子を除いた27種108枚だが、一五九以外の萬子を除いた28種112枚とするルールもある。
 ・萬子と北はガリという。抜きドラになる。
 ・筒子や索子の「五」を常時ドラとするルールや、赤牌を各1枚入れて「黒5牌は1点ガリ、赤5牌は3点ガリ」とするルールもある。
 ・国士無双、四喜和、清老頭の場合のみ、ガリを手牌の中で使ってもよい、とするルールもある。その場合、相手がガリを抜いた瞬間にそのガリに対してロンを宣言できる。
 ・常に東場。
 ・点数計算が通常とは異なる。出アガリは1人分、ツモアガリは2人分の収入。
 ・前局の和了者が次局の親になる。親があがれば連荘となり、積み棒を1本増やす。
 ・王牌は取り切り(ドラ表示牌の隣の牌までツモりきる)。
 ・ノーテン罰符は場に10点(1人テンパイなら他2人から5点ずつ)。ただし、流局になることはほとんどない。そのため、ノーテン罰符を重く設定しているルールもある(場に30点など)。また、ノーテン罰符を供託扱いにするルールもある。なお、流局の場合も積み棒を1本増やす。
 ・フリテンリーチは掛けてもよいが、リーチ後の見逃しはできない。
 ・オープンリーチは掛けてもよいが、フリテンのオープンリーチはできない。
 ・基本的には一局清算だが、持ち点を定めて遊ぶことも多い。その場合は持ち点がゼロになったら終了。
関東サンマ、東京サンマ、東天紅の点数
1点|親、積み棒、門前、明槓、ガリ
 2点|バンバン(場ゾロ)、暗槓
 4点|セット(ガリで同種牌を4枚すべて集める。アラシとも言う)
 20点|鳴きカラス(鳴いている状態でガリを一枚も引かずに和了する)
 30点|門前カラス(門前の状態でガリを一枚も引かずに和了する)
 50点|役満、ガリを全て集める、流し満貫
三人麻雀|関西サンマ
・北または花牌が抜きドラであることが多い。
 ・4枚の「五筒」と4枚の「五索」をすべて赤ドラにしているルールが大半である。「全赤」と通称される。
 ・数え役満は14翻(場ゾロ込みで16翻)必要と定めていることがある。
 ・小車輪は6翻役、大車輪は役満としていることがよくみられる。ただし4人麻雀における一般的な定義(大車輪)とは異なっており、小車輪は混一色・七対子の複合形、大車輪は清一色・七対子の複合形に対して与えられる。色の制約はない。
 ・半荘制、完全先付け、喰いタン無しで行われることが多い。
 ・連荘は東場はテンパイ連荘(全員ノーテンなら連荘)、南場はノーテンでも連荘とすることが多い。
 ・ツモあがればツモの2符が付くのでピンフの定義「加符点の無いあがり」ではなくなることから、ピンフは消滅してしまうのが殆どのルールである。
 ・三色同刻が1か9でしか出来ないため、三連刻と四連刻を採用していることが多い。
 ・七対子の4枚使いは可としているのが殆どである。
 ・王牌を14枚残しにせず、ドラ表示牌の横までツモるルールもある。
 ・ブー麻雀のルールを引用しているため、同巡ツモは不可とするルールが殆どである。
 ・リーチを掛けた後、ツモった牌を暗カンしなかった場合、チョンボになるルールが殆どである。
 ・裏ドラは1枚に付き1飜とは別に1枚に付き1枚の裏チップが付き、それは清算時に5000点相当の計算になるのが一般的である。
三人麻雀|攻略方法
三人麻雀|特長
・一色系の役作りがしやすい。通常は3色使うところを、三人麻雀では2色ですむので、必然的に役が作りやすくなる。
 ・配牌やツモは、牌の種類が少ないため、非常に良い。
 ・高い手役ができやすく、高打点によりすぐに飛んで終了になる。
 ・チャンタやジュンチャンは、チーができないため、できにくい。
 ・清老頭、四暗刻、国士無双など高い手ができやすい。
 ・七対子は、牌の種類が少ないため、できやすい。
三人麻雀|攻略法
・一色系の役作りがしやすいが、それに捉われずに受入を広くし、速度重視で和了する方がよい。
 ・七対子ができやすく、「一萬」と「九萬」は、場に切られる可能性が高いため、七対子の単騎待ちに有利。
 ・リーチの価値が高くなる。牌の種類が少ないため、ツモりやすく、裏ドラものりやすく、一発も増える。ツモの回数が多いため、ツモりやすい。
 ・ツモられる場合が多いため、攻撃重視で他家に和了される前に、和了しきった方がよい。和了の回数を増やすべき。
 ・牌の種類が少ないため、人数が少ない分、相手の手が読みやすくなる。先切りや筋待ちの迷彩は意味がなく、牌効率重視がよい。
 ・牌の種類が少ないため、危険牌の当たる確率が高くなる。
 ・リーチ者が4枚目を持っている確率は四人麻雀より高いため、ワンチャンスが信用できない。
 ・シャンポン待ちが多いため、筋やノーチャンスが信用できない。
 ・安全牌切りリーチは、両面待ちの可能性が高い。
 ・ツモが効くため、回し打ちができやすい。
 ・鳴くと回し打ちができなくなる。遠い和了を目指す鳴きは損。
 ・鳴いて手牌を狭くすると、牌の種類が少ないので、守備力が下がる。完全に降りることができず、降り打ちする場面が増えるので、注意する。
 ・チーはできないがポンはできるので、ポン材を残すと手が進みやすい。
三人麻雀|書籍
天鳳位直伝!三人麻雀の極意
■サンマで勝ちたきゃ天鳳位に聞け!
 ■三人麻雀について、初代天鳳位である\(^o^)/★(オワタ)がその戦術を披露するものです。
 ■三人麻雀はその競技人口の多さにもかからわず、これまできちんとした戦術書は出ていませんでした。
 ■そこで今回、天鳳の三人麻雀で頂点に立った\(^o^)/★(オワタ)氏がその極意を披露します。四人麻雀とはひと味もふた味も違うその戦術を本書でぜひマスターしてください。
 
 
鬼打ち天鳳位の三人麻雀 勝利へのプロセス
■並の四麻打ちが天鳳位へ、その秘密は三麻にあり!
 ■第14代四麻天鳳位・お知らせ氏による三人麻雀の戦術書です。
 ■お知らせ氏は三人麻雀も強く、天鳳位の一つ下の十段位を6回も達成。雀魂では頂点の魂天を達成しています。
 ■三人麻雀は牌が少ない分、押し引きがシビアで牌のカウンティングが有効になります。これを磨いたことで基礎雀力が向上し、四麻の天鳳位達成につながったと言います。
 ■カウンティングとはポーカーやブラックジャックでは禁じ手とも言われる技術で、麻雀でいうと残りの牌を数えて、押し引きに活かすという戦略です。それを用いた手組や押し引き判断を詳細に解説しています。
 ■他にも、先制テンパイの判断やベタオリ手順、役牌の扱い方やダマテンのケアなど、三人麻雀はもちろん、基礎雀力が向上するエッセンスが凝縮されています。
 ■強くなりたい方に向けた、最高峰の戦術書となっています。
 ■第1章 三麻への入り口
 ・三麻のルールと天鳳三麻
 ・ルール対応のこと
 第2章 あたりまえのこと
 ・手組の基準は同じ
 ・先制テンパイは諦めろ
 ・ベタオリ手順
 第3章 三麻の王道
 ・ケイテンは屑手
 ・残りスジの引き
 ・中盤の押し引き
 ・ダマテンケア
 ・スリム化にまつわる基本整理
 ・役牌との付き合い
 第4章 知識あれこれ
 ・赤切りリーチへの危険度
 ・タンキは不自由
 ・メンチン
 ・2確判断
 
 
マンガ3人麻雀 女神が教える3麻戦術 ー手作りから押し引きの極意までー
■マンガと図でわかりやすく解説。初心者でも、ルールを覚えながら強くなれる!!
 ■3人麻雀と4人麻雀のセオリーを徹底比較!!
 ■タンヤオは狙わない!?
 ■4人麻雀の練習にもなる?
 ■一色手は有利!?
 ■どういうときに鳴いていく?
 ■初心者から上級者まで読めば勝率アップ間違いなし!!
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

