流局
・流局できる場合は、四風連打、八種九牌と九種九牌、四人リーチ、四開槓、三家和、チョンボがある。
・親流れする場合もある。
・流局はルールによってまちまち。
四風連打(スーフーレンダ)
四風連打とは
第一巡切り
第一巡切り
第一巡切り
第一巡切り
・四風連打とは、四人のメンバーが同じ風牌を第一巡目で捨てると途中流局するルール。
・風牌は、「東」、「南」、「西」、「北」。
・一本場になる。
・第一巡でカンがあると、四風連打は無効になる。
・親は流れないルールが多い。
・四風連打を認めていないルールもある。
四風連打したい場合
・手がバラバラならば、風牌から切り出す。
・トップを走っていて、四風連打で流局するルールならば、風牌から切り出す。
・風牌を切ってダブルリーチが掛かったら、上家と同じ風牌を切り出す。ダブルリーチが流れ、リーチ棒が供託になる。
・四風連打が成立しそうなら、上家と同じ風牌を切り出す。
四風連打を拒否する場合
・手がまとまっているならば、風牌から切り出さない。
・ラスを走っていて、四風連打で流局するルールならば、一局でも多く点を取りたいため、風牌から切り出さない。
・四風連打が成立しそうなら、上家と同じ風牌を切り出さない。
・手がまとまっていて、ドラ表示牌に風牌が捲れている場合、同じ風牌を切り出せば、四風連打は成立しない。
四風連打を拒否した他家をマークする
・第一巡で四風連打が成立しそうな場合、四風連打を拒否した他家は手がまとまっているため、マークするべき。
・第一巡で、「西」、「西」、「西」と切られ、北家が「西」以外の牌を切る。第二巡で、北家が「西」を切った場合、北家は四風連打を拒否した。北家は手がまとまっているため、マークするべき。
八種九牌と九種九牌
八種九牌
・八種九牌とは、親の配牌、または子の第一自摸で一九字牌が8種類以上かつ9枚以上ある場合、宣言し手牌を倒して流局にできるルール。
・八種九牌を認めていないルールもある。
九種九牌
・九種九牌とは、親の配牌、または子の第一自摸で一九字牌が9種類以上ある場合、宣言し手牌を倒して流局にできるルール。
・親は流れないルールが多い。
・九種九牌を認めていないルールもある。
番外:十三不搭(シーサンプーター)
・シーサンプーター、シーサンプトー、シーサンプトウ、シーサンプータオという。
・十三不搭とは、親の配牌時、または子がチー・ポン・カンのない第一ツモで成立する役満。
・出現率0.009228%。
・刻子、順子、槓子、搭子が一切なく、雀頭が一つだけあるバラバラな状態。
・ツモ和了でのみ成立する。
・八種九牌や九種九牌で流局してはいけない。
・十三不搭を認めていないルールもある。
四人リーチ
リーチ
リーチ
リーチ
リーチ
・3人がリーチをかけていて、4人目がリーチを宣言する。
・誰にもロンされず、4人目の打牌が成立する。
・全員が手牌をオープンし、きちんとテンパイしていれば途中流局になる。チョンボが有れば、チョンボで流局になる。
・四風連打と四人リーチ(この場合、ダブルリーチになる)が同時に起こった場合、風牌が切られた時点で四風連打が成立する。四人リーチが成立する前に流局になるため、チョンボリーチか否かは問われず、四風連打で流局になる。
・四人リーチで流局しないルールもある。
四開槓(スーカイカン)
四開槓とは
・四槓流れ(スーカン流れ)、「四槓散了(スーカンサンラ)ともいう。
・四開槓とは、2人以上が合計して4回カンをすると途中流局になるルール。
四槓子(スーカンツ)
・四槓子とは、4つの槓子を揃えた役満。聴牌は、単騎待ちになる。
・出現率0.000234%。
・1人が4回の槓を成立させた時点で四槓子の和了と見なすルールがある。
・四槓子で、包(パオ)という「責任払い」とするルールがある。四槓子の包は、4回目のカンを許した者が「責任払い」になる。ツモ和了なら全額払い、他の者からのロン和了なら折半となる。
四槓子を防ぐには
・三槓子が成立した時点で、生牌を捨てることを避ける。
・三槓子が成立した時点で、自分で積極的に槓をする。大明槓をする。暗刻を切らず、大明槓の機会を増やす。四開槓の流局を目指す。
・四槓子が成立した時点で、生牌を捨てて他の者の大明槓の機会を増やし、四開槓の流局を目指す。
四槓子を防ぐには(番外:槍槓)
四槓子狙いの他家
自分の手牌
自分の手牌|点棒優先の場合
切り
・タンヤオで、三暗刻も狙える手牌。点棒優先の切り方。
自分の手牌|槍槓を狙って四槓子を防ぐ
切り
・[一索]が他家から出ても和了できないが、四槓子狙いの他家が[一索]を槓すれば、槍槓で和了できる。
・[一索]でタンヤオにならないし、三暗刻にならないが、槍槓を狙って四槓子を防ぐ手牌。
三家和(サンチャホー)
・三家和とは、捨て牌に対して、三人の他家全てがロンをすること。
・トリプルロン、トリロンともいう。
・なお、三人の他家全てがロンした場合、二家和、ダブロンという。
・三家和が発生した場合は途中流局となるルール。
・三家和が発生した場合は上家優先の頭ハネとなるルールがある。
チョンボ(錯和)
チョンボ
・錯和、狆和、冲和の表記がある。
・チョンボとは、麻雀における反則行為。
・チョンボした者が満貫払いの罰符を払い、流局になる。リーチ棒は出した者に戻り、積み棒は積まず、親も移動しない。
・チョンボと和了が同時に発生した場合、和了が優先になる。
チョンボの種類
・誤ロン、誤ツモ
・多牌
・ノーテンリーチは、流局時に確定する。
・リーチ後に待ちが変わる暗槓は、流局時に確定する。
・空ポン、空チー、喰い替えは、1000点罰符を供託し、和了放棄で続行。
・少牌は、和了放棄で続行。
・牌山を崩す、全自動卓の操作ミス、先ヅモ、ひどい口三味線は、チョンボとするところがある。
・見せ牌(手牌の一部を倒して他家に見られること)は、ロンできないするところがある。
親流れ
・親がテンパイなら連荘。
・親がノーテンなら親流れ。
・南場は親がノーテンでも連荘するルールが多い。
・オーラスに限り親がノーテンでも連荘するルールがある。
Mリーグのチョンボルール
・正当でないアガリを宣言し、手牌を公開した場合はチョンボとなる。
・ノーテンリーチ及び、リーチ後の不正なカンは、発覚即時、または流局時チョンボとなる。
・アガリが出た後、点棒授受が完了しない内に山を崩し、アガリ形や裏ドラが不明になった場合は山を崩した当事者がチョンボとなる。
・牌山及び手牌を故意に崩して公開した、と審判に認められた場合はチョンボとなる。
・築牌時に山を壊すなど、競技続行を不可能にした場合はチョンボとなる。
【引用:Mリーグとは | 麻雀プロリーグ戦 | M.LEAGUE(Mリーグ)】