eMAXIS Slim
・イーマクシス スリム。
・2017年から開始した、三菱UFJ国際投信が運用を手がけているインデックスファンドシリーズ。
・業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるファンド。
・eMAXIS Slim公式サイト
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・基準価額:24,342円(設定来+142.5%)、総資産額30,121.3 億円。
・米国S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資。
・為替相場の変動による影響有り。
・運用管理費用(信託報酬、税込):0.09372%。
・雑感「オールカントリーより収益性がよく、暴落の被害も少なかった。しかしながら、今後の米国の景気はコロナ後の上昇に陰りが見え、USドルが高いが円高に向かう。2023年まではよかったが、今後は下げ基調になると予想。」
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・基準価額:20,972円(設定来+109.72%)、総資産額18,390.34 億円。
・日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動して投資。米国約60%。「オルカン」と言われている。
・為替相場の変動による影響有り。
・運用管理費用(信託報酬、税込):0.05775%。
・雑感「今後の米国は下げ基調になる一方、新興国は中国を除き上げ基調と予想。懸念材料は、米国約60%の割合であること。」
・「オルカン」人気が急上昇中。
【2024年1月27日現在。21,916円、前日比+51円。引用:楽天証券。】
証券会社を選ぶなら、楽天証券か、SBI証券か
・ネット情報によれば、手数料の安さやポイント付加の面で、証券会社を選ぶなら、楽天証券か、SBI証券である。
・一方、手数料が高いため、銀行で投資信託を買っては駄目、と言われている。
項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
投信積立還元率 | 最大1.0%(注2) | 最大5.0%(注3) |
投信ポイント(年間) | 一部の楽天ファンド 最大0.053%(注4) | 多数のファンド 最大0.15%(注5) |
株式売買手数料 | 無料 | 無料 |
企業情報 | 楽天グループ傘下。 (楽天証券にみずほ証券が追加出資、 楽天証券HD上場はいったん中止。) | SBIホールディングス傘下。 |
経常利益 | △230,778百万円 (2022年12月、△91.8%) | 100,753百万円 (2023年3月、△75.6%) |
ネット証券業界 シェア | 第2位 | 第1位 |
総合口座数 | 714万口座 | 954万口座 (野村證券は約530万口座) |
設立年 | 1999年 | 1944年 (大沢証券) |
・(注2)楽天プレミアムカードで積立して、最大1.0%。なお、楽天カードによる楽天キャッシュ決済で、0.5%のポイント。チャージ月の翌月15日頃に付与、チャージ限度額1か月50万円。
・(注3)三井住友カードプラチナプリファードで積立して、最大5.0%。なお、マネックス証券のマネックスカード積立で、1.1%。
・(注4)楽天オールカントリー株式インデックスファンド:0.017%、楽天S&P500インデックスファンド:0.028%、楽天先進国株式(除く日本)インデックスファンド:0.033%、楽天日経225インデックスファンド 0.053%を、年換算で還元。
・(注5)SBIプレミアムセレクト銘柄でSBI岡三-日本ニューテクノロジー・オープン始め多数0.15%、その他指定銘柄で三菱UFJ-eMAXIS日経225インデックス始め多数:0.05%。
・SBI証券|クレカ積立
よくある勘違い|S&P500、オールカントリー
よくある勘違い|S&P500
・【ヤバい】実は違う、なんとなくS&P500に投資する初心者がしてる大損する5つの誤解
・20年間の成長について、S&P500の大企業中心の500社は4.4倍、全米株式の中小企業約6000社は4.7倍。全米株式の方が成長率がよかった。
・2000年のITバブル崩壊時は、新興国の方が成長率がよかった。
・為替相場の影響を受ける。
・【50代/60代向け】2024年の新NISAの罠!絶対にダメ!
・毎月分配型投資信託は、タコ足配当と言う場合があり、利益が無いのに配当を出す商品がある。
・【新NISAは100%全世界株】EXIT・りんたろー。の判断は?節約オタクふゆこが“S&P500派”の国山ハセンと激論/アクティブの9割がインデックスに勝てない理由【MONEY SKILL SET】
・S&P500は、「GAFAM」の構成割合が大きいため、米国主要産業というよりはIT関連の個別企業群と言えなくもない。
よくある勘違い|オールカントリー
・【意外な落とし穴⚠️】完璧・オルカンの意外な落とし穴を3つ紹介!新NISAで全世界株式に投資しようと思っている人は知っておきたい
・円安のおかげで円ベースなら最高値更新中だが、ドルベースなら最高値更新していない。
・時価総額でいくと米国が60%の割合で、米国の影響が大きい。さらにその中でもIT企業の雄である「GAFAM」の割合が上位にきている。したがって、オールカントリーのリスクヘッジのためにS&P500を加えることは、あまり意味が無い。
・全世界に分散しているため、値動きは小さい。そのため、利益が大きい他のファンドや株式銘柄に目移りがする。
・【つみたて投資】投資のプロが全世界株式オルカンをやめた理由について詳しく解説
・エマージングマーケット(新興国)の方が、2000~2010年のドル安で米国ITバブル崩壊時に、パフォーマンスがよかった。これからは、ドル安トレンドで米国景気の陰りのため、新興国ファンドの方がパフォーマンスがよい。
・円安のおかげで円ベースならパフォーマンスがよいが、ドルベースならパフォーマンスは最高とは言えない。
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【2024年1月27日現在。参考:楽天証券、SBI証券。投資は自己責任で。】