トイトイ(対々和)の進め方
トイトイを進める手牌
切りか、 切り
・5,200点が欲しい局面の場合、役牌が対子ならば、トイトイを狙う。
・字牌は温存し、両面ターツの「三萬」、「七筒」を切っていく。
トイトイで字牌を温存する理由
・字牌が役牌であるなら、1翻増になる。
・字牌を安全牌として残して置ける。
・字牌を切りづらい場になり、他家が手が進まくなる。
・他家が手が進まなくなれば、自分の手牌に対子や暗刻が増える。
字牌を切りづらい場の字牌を捨てる順番
・「発」が生牌、「中」が1枚切れの局面。
・降りる他家がいない場合、生牌の「発」→1枚切れの「中」の順に切る。
・降りる他家がいる場合、1枚切れの「中」→生牌の「発」の順に切る。
終盤、降りる他家がいない場合|生牌の字牌、1枚切れの字牌の危険度
A)生牌の「発」が他家で暗刻ならば、他家の手は進まない。
B)生牌の「発」が、他家に2枚持ちならば、ポンされて他家の手が進む。
C)生牌の「発」が、他家に1枚持ちならば、他家の手は進まない。
D)1枚切れの「中」が、他家に2枚持ちならば、ポンされて他家の手が進む。
E)1枚切れの「中」が、他家に1枚持ちならば、他家の手は進まない。
・降りていない他家は、「発」暗刻の可能性が高い。
・終盤降りる他家がいない場合、生牌の「発」切りが、他家の手は進まない可能性が高い。
終盤、降りる他家がいる場合|生牌の字牌、1枚切れの字牌の危険度
A)生牌の「発」が他家で暗刻ならば、他家の手は進まない。
B)生牌の「発」が、他家に2枚持ちならば、ポンされて他家の手が進む。
C)生牌の「発」が、他家に1枚持ちならば、他家の手は進まない。
D)1枚切れの「中」が、他家に2枚持ちならば、ポンされて他家の手が進む。
E)1枚切れの「中」が、他家に1枚持ちならば、他家の手は進まない。
・降りている他家は、生牌の「発」を1枚、1枚切れの「中」を持っている可能性が高い。
・危険牌2枚持っているため、降りている。
・終盤降りる他家がいる場合、1枚切れの「中」切りが、他家の手は進まない可能性が高い。
トイトイの理想形は四暗刻
・両面ターツを残せば、「白」のみになるところ、
・「四萬」1枚、「中」2枚ツモで、役満聴牌になる。
トイトイと七対子の比較
役牌対子の有無
・トイトイは、役牌対子で5,200点になり、確実に中程度の点数になる。
・七対子は、最低1,600点になる。
守備力
・トイトイは、守備力が無い。手牌が数牌だけなら、降りれない。字牌を切れば降りれるが、聴牌復活はまず無理。ドラが来れば、降りるか切るしかない。
・七対子は、8種類以上の牌が有るため、守備力がある。回し打ちは得意。聴牌復活も容易。ドラが来れば、ドラの単騎待ちができる。
破壊力、一発逆転力
・トイトイは、裏ドラがないので、点数が決まっている。四暗刻はめったにでない役満。
・七対子は、リーヅモ七対子裏ドラ2で、跳満。7÷34≒20%の確率で裏が乗る。ドラ単騎でリーチをかけてツモれば、リーヅモ七対子表ドラ2で、跳満。
威嚇力、ブラフ
・トイトイは、字牌を高くして、他家を威嚇できる。他家が字牌を抱えている間、字牌を対子にでき、聴牌に近づけることができる。
・七対子は、捨牌が不気味なだけで、威嚇力はトイトイより無い。
待ちの変化
・トイトイは、シャンポン待ちならば、待ちの変化は事実上不可能。単騎待ちならできるが、めったに単騎待ちにならない。
・七対子は、待ちの変化ができる。
降り打ち狙い
・トイトイは、シャンポン待ちならば、降り打ち狙いは事実上不可能。単騎待ちならできるが、めったに単騎待ちにならない。
・七対子は、字牌地獄待ち、スジ引っ掛け待ち、ノーチャンス待ちができる。
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