対子場の読み方
【場の状況】
、
・「三萬」が3~4枚固まる
【手牌構成】
・周辺の「一萬」、「二萬」が対子構成や暗刻構成になりやすい。
対子や暗刻が多く、順子がなかなか完成できない場を、対子場と呼んでいる。
「三萬」が3~4枚固まってしまうと、「一萬ー二萬ー三萬」、「二萬ー三萬ー四萬」の順子は完成が困難になる。
周辺の「一萬」、「二萬」が対子構成や暗刻構成になりやすい。
対子や暗刻の周辺の牌の行方
「三萬」が3~4枚固まってしまう場合で、「一萬」や「二萬」がパラパラとペンチャン落とし等で出るなら、対子場は成立していない。
「三萬」が3~4枚固まってしまう場合で、「一萬」や「二萬」が出てこないなら、対子場が成立している。
「一萬」や「二萬」が対子や暗刻で使われている。
「一萬」や「二萬」をツモる可能性は少ない。
対子場への変化
対子場|「三萬」ポンで「三萬」が無い状況
【他家手牌】
ポン
・「三萬」ポンで「三萬」が無い。
対子場|「三萬」ポンの「三萬」を諦める手牌
【自家手牌】
ツモ 切り
・カンチャン待ちの「二萬-四萬」は見限って、「四萬」を切っていく。
・このとき、「二萬」が2枚あり、ポン材になったり、将来的にシャンポン待ちの片割れで当たりになる場合がある。
・場に「二萬」が見えてない場合なら、その推測がさらに強くなる。
対子場|「三萬」ポンで「二萬」を雀頭にする
【自家手牌】
切り
・順子構成になれば、「二萬」が頭で平和の両面待ちを選択する。
対子場|「三萬」ポンで「二萬」がシャンポン待ちへ変化する
【自家手牌】
切り
・対子構成になれば、カン「七索」待ちより、端に寄った「二萬、八索」のシャンポン待ちへ変化する。
・特に「二萬」待ちは、ワンチャンスか壁になっているため、使いにくく、出やすい。
対子手と順子手の天秤をするので、切ったそばの牌が手元にある場合が多く、対子場ならば、その対子が当たりになることがある。
七対子の看破
七対子の捨牌の特徴|切り順
・七対子は、中張牌、1・9牌、字牌の切り順で切られる。
七対子の捨牌の特徴|対子落としが無い
・七対子は、「六索」手出しの対子落としが無い。
七対子の動作|河での牌の枚数
・河で3枚切られたら、対子ができないので、河での牌の枚数を数える。きょろきょろして、河全体を見て枚数を数える動作をする。
・4枚目の字牌では対子ができないので、安全牌で取っておくことは無く、切り出す。3枚目の字牌が他家から切られた場合、合わせ打ちするように4枚目の字牌を切り出す。
七対子の動作|手牌での入れ替わりの激しさ
・河で3枚切られたら、4枚目の手牌を切り出すので、手牌での入れ替わりが激しい。順子ベースの手牌と比べ、関連牌を切り出すのではなく、ランダムに切り出される。
・右利きで理牌する打ち手の場合、向かって右側の3牌が聴牌候補になるので、右側の3牌の出し入れが激しい。
七対子の動作|字牌の切り方が遅くなる
・字牌を切る場合、河全体を見えt枚数を数えて切るため、字牌の切り方が遅くなる。
七対子の字牌切りリーチの選択
【自家手牌】
切りリーチ
・「白」2枚見え、「発」2枚見え、「中」1枚見えの状況で、どちらの字牌を選択してリーチをするか?
・「中」1枚見えで、最大残り3枚あるため、裏ドラ表示牌に「中」がある確率が高い。
・つまり、「白」が裏ドラになる確率が高いため、「白」を残し、「発」切りリーチが正解。
七対子で持っていてはいけない牌
・七対子で持っていてはいけない牌は、ドラ表示牌。
・ドラ表示牌で1枚見えて、手牌に1枚なら、残り2枚しかない。重なる確率が低い。
・待ち牌になった場合、ドラ表示牌は出和了しにくい。
・ドラ表示牌であるから、危険牌になるから、手牌に残さない方がよい。
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