世界三大ボードゲーム|カタン
【カタン(CATAN)は、ドイツのボードゲームで、1995年に販売開始】
ゲームの流れ
・カタン(CATAN)は、無人島のカタンを舞台に、拠点となる開拓地(家)を建ててそこから島全体を開拓していく。
・六角形のタイル(土地)には2〜6、8〜12の数字が割り振られる。
・サイコロを振り、プレイヤーは時計回り順に回る。
・資源を得る。交易をする。建設する。手番中いつでも、1枚だけ発展カードが使える。
・プレイヤーが手番で振るサイコロ2つの合計と同じ数字の土地から、木材、レンガ(土)、小麦、鉱石(鉄)、羊毛といった土地に対応した資源が産出する。
・各プレイヤーは産出した資源を使い、街道、開拓地、都市を建設していく。
・プレイヤー同士の開拓競争で、最初に10点(例:開拓地1点)取った人が勝者になる。自分の手番でのみ勝利できる。自分の勝利ポイントが10点に達していることに気づいても、他のプレイヤーの手番の時は自分の手番まで勝利を宣言できない。
・参考サイト:カタン (CATAN) 日本カタン協会公式ページ
・カタンの開拓者たち 公式ビデオ(かんたん遊び方ガイド)ルール解説
点数
開拓地
・開拓地を建てている…各1点。最大5点。
・開拓地…「木材」「レンガ」「小麦」「羊毛」を各一枚消費して開拓地を建設できる。
・開拓地を建設すると、それが面した地形タイルから資源がもらえるようになる。
・条件は、自分の街道につながっている交差点に置き、すでに開拓地や都市がある交差点と隣り合うところには置けない。
都市
・都市を建てている…各2点。ただし家を除去して街に成長させる(-1+2)ため、+1点になる。最大8点。
・「小麦」2枚と「鉱石」3枚を消費して都市を建設できる。点数は0点。
・都市は好きな開拓地を手元に戻しそこに都市を建設できる。
・都市にすると得られる資源が2倍(2枚)になる。
最長交易路
・最長交易路(Longest Road)ボーナス…自分の道(街道)がどのプレイヤーよりも長くつながっていると2点。ただし、他のプレイヤーの建物を途中に挟んでいるとそこで分断されているものと見なす。また、最低でも5本以上の長さでなければならない。最大2点。
最大騎士力
・最大騎士力(Largest Army)ボーナス:騎士のカードをどのプレイヤーよりも多く使用したなら2点。
・ただし、少なくとも3回は使用していなければならない。
・最大2点。
騎士
・騎士は、盗賊を任意のマスに移動し、隣接した建物の所有者から資源を1枚ランダムで手に入れる。
・7を出した時と同じ効果だが8枚以上持ってるとバーストするという効果はない。
街道
・「木材」「レンガ」を各一枚消費して道を建設することができる。
・点数は0点。
・条件は、街道、開拓地、都市のいずれかに接続する。
・街道建設:資源の消費無しに道を2本伸ばすことができる。ただし道設置の基本ルールに準じて行う必要がある。
・発展カード
・カードは自分のターンでのみ使用可能だが、入手したそのターンには使用できない制限がある。
・また、1ターンに1枚しか使えない。
・建物の描かれた発展カード…各1点。最大5点。
・点数はランダム。内容は以下の通り(カード名はセットによって異なるが内容は同じ)。
・独占:特定の資源を独占できる。誰もその資源を持っていなかった場合は何も入手できない。
・発見:好きな資源を2枚得ることが出来る。同種の資源2枚も可。
・勝利点:建造物の名前が書かれたカード。1点の勝利点を獲得できる。盤面及び他のプレイヤーには影響を及ぼさない。
盗賊
・手番始めのサイコロで7の目が出たとき、全プレイヤーの手札の枚数を確認する。
・手札が8枚以上だったプレイヤーはその半分(端数切り捨て)を資源置き場に戻す。これをバーストという。
・さらにサイコロを振ったプレイヤーは島の上にある盗賊コマを任意の土地に動かし、その土地に隣接した建物の所有者から資源を1枚ランダムで手に入れる。
・初期配置で盗賊が置かれている土地は砂漠になっており、数字も書かれておらず、いかなる資源も調達できない。
・盗賊の乗っている土地からは盗賊コマが別の土地に移動するまで資源を獲得できなくなる。
戦術
・ゲーム開始時、「レンガ(土)」と「木材(木)」は一番重要な資源です。
・街道を敷設するにも、開拓地を建設するにも、両方の資源が必要です。
・初期配置で少なくとも開拓地を1つ、出目のよい「森林」や「丘陵」に接するように配置すべき。
・豊穣な「耕作地」と接する開拓地や都市をもつ場合、「小麦(麦)」の専門港に開拓地の建設を試みてみるべき。
・最初の開拓地2つを配置するとき、自分の領域を拡大する十分な余地を残す。包 囲されていないか注意し、配置を決める前に、対戦者の領地と街道を確認する。
・港に向けて建設していくつもりなら、開拓地の初期配置では、カタン島中央部は使いにくい場所となる。海岸側から容易に分断されてしまうため。
・貿易が多いほど、勝つ機会により恵まれる。自分の手番でなくても、手番中のプレイヤーに貿易を持ちかけるべき。
商品|カタン
商品| カタン スタンダード版
商品|カタンの開拓者たち 航海者版 (拡張版)
商品| カタン 都市と騎士版 (拡張版)
商品|カタン 宇宙開拓者版
世界三大ボードゲーム|ドミニオン
【ドミニオン (Dominion) は、アメリカのボードゲームで、2008年に発売開始】
ゲームの流れ
・ドミニオンとは、地域や領土の統治権、支配権などの意味がある。
・プレイヤーは小国の領主として自分の領土を拡張していき、最終的に最も多くの領地を手にしたプレイヤーの勝利となる。
・プレイヤーの領地がデッキという形で表現される。
・プレイヤーは、場に準備された山札から任意のカードを購入しデッキを構築していく事で領地を拡張する。
・カードの購入とデッキの構築プロセスそのものが、ゲームプレイの主軸に据えられている。
・多彩な効果を持つ王国カード(初版の基本セット25種類・拡張セットを含めると260種類以上)の組み合わせによって、トレーディングカードゲームのような戦略の多様性を持つ。
・1回のゲームで使用する王国カードを10種類と限定し、過度の複雑性を排除しながら、プレイの度に大きく展開が異なる。
・参考サイト:ドミニオンを徹底紹介!デッキ構築ジャンルを築いた名作ボードゲーム
・ドミニオンルール説明【世界三大ボードゲーム】大人気デッキ構築ゲーム
カードの種類
財宝カード
・財宝カードは、カードを購入する時に使うコイン。
・銅貨は「1コイン分」、銀貨は「2コイン分」、金貨は「3コイン分」の価値がある。
・コインを支払って、新しいカードを購入できる。
勝利点カード
・勝利点カードは、ゲーム中は何の役にも立ちませんが、ゲーム終了時に最もたくさんの勝利点を持っている人の勝ちとなる。
・「屋敷:1点」「公領:3点」「属州:6点」の3種類がある。
アクションカード
・「カードの購入回数を増やす」「相手を攻撃する」など様々な効果がある。
・アクションカードでコンボを決めることが、ドミニオンの醍醐味。
ゲーム準備
カードのセッティング
・「財宝カード」「アクションカード」「勝利点カード」を並べる。
・アクションカードは全部で20種類以上あり、その中から今回使う「10種類」を選んで始める。
山札から5枚引く
・最初のデッキは全員同じで、「銅貨(1コイン):7枚」と「屋敷(勝利点1):3枚」の計10枚です。
・この10枚のカードが「最初の山札」となる。
自分の手番の手順
アクションカードを使う
・アクションカードを使う。
・アクションカードを持っていない序盤は飛ばす。
・ゲームが進んだ場合、手札にアクションカードがあれば手番の最初に1回「アクションカードを使う」ことができる。
・このアクションカードには「カードを引く」「他のプレイヤーを攻撃する」など様々な効果がある。
カードを購入する
・序盤はアクションカードを持っていないので、カードを購入する。
・自分の手番では、場からカードを「1枚」だけ購入できる。
・購入できるカードは、テーブルにセッティングしたカード全て。
・必要なコインさえ払えば「財宝カード」でも「アクションカード」でも「勝利点カード」でも買える。
・カードを購入する時は、カードの左下に書かれている「コスト分のお金」を支払う。
・購入したカードは、山札に加えるのではなく、まずは自分の「捨て札」にする。
手札を捨て、山札から5枚引く
・買い物が終わったら、残った手札を全て捨てる。
・手札を捨てたら、新たに山札からカードを5枚引く。
・手番終了。
山札がなくなったら、捨て札を新たな山札にする
・山札がなくなったら、捨て札をシャッフルして新しい山札にする。
・捨て札には購入したカードが入っているので、これを新たな山札にすることで、さっきよりも強いデッキになっていく。
ゲームの中盤~後半
デッキの充実
・手番の度に「買い物」をするので、ゲーム終盤では「高価な財宝カード」や「強力なアクションカード」などがデッキの中に増えていきます。
勝利点カード6点を狙う
・最終的に勝利点の多い人が勝ちなので、中盤~後半にかけて「勝利点カード6点」を積極的に狙う。
ゲームの終了
ゲームの終了条件
・最も高い勝利点カードの「属州カード(6点)」が全て無くなるか、いずれか3種類のカードが全て無くなれば、ゲーム終了。
得点計算
・最後に、自分のデッキにある勝利点カードの点数を合計して、最も高い人の勝ちとなる。
アクションカードの効果
アクションカードの効果|カードを引く
・「カードを?枚引く」という効果。
・カードを引くことで手札にコインが増えれば、買い物でより高コストで強力なカードを手に入れることができる。
アクションカードの効果|購入回数が増える
・「カード購入時に?枚買うことができる」という効果。
・「買い物は手番中に1回」しかできないが、アクション効果によって購入回数を増やすことができる。
アクションカード|アクション回数が増える
・「アクションカードをさらに?枚出す」という効果。
・アクションカードを2枚、3枚、4枚…と続けて出して、強力なコンボができる。
アクションカード|攻撃する
・他のプレイヤーに影響を及ぼす攻撃する効果。
・「他のプレイヤーは手札が?枚になるまで捨て札にしなければならない」という攻撃ができる。
アクションカード|防御する
・他のプレイヤーからの攻撃を防御する効果。
・「他プレイヤーからの攻撃カードの影響を受けなくなる」という防御ができる。
商品|ドミニオン
ドミニオン|第二版
ドミニオン|繁栄 第二版 ボードゲーム拡張セット
ドミニオン|異郷 第二版 ボードゲーム拡張セット
ドミニオン|陰謀 第二版 ボードゲーム拡張セット
ドミニオン|旭日 第二版 ボードゲーム拡張セット
世界三大ボードゲーム|カルカソンヌ
【カルカソンヌ(Carcassonne)は、ドイツのボードゲームで、2000年に販売開始】
ゲームの流れ
・カルカソンヌ(Carcassonne)は、古代ローマ時代、フランスの要塞都市カルカソンヌをモチーフにしたゲーム。
・地形タイルの内スタート用に用意されているタイルを置き、各プレイヤーは手下のコマを7つ持つ。
・このスタート用のタイルは、一辺が都市の一部となる地面となっていて、それと並行して道路が走っている物。
・プレイヤーは順にタイルをランダムに引き、既に並べられているタイルの辺に書かれた地形と一致するように並べていく。
・タイルには、草原、道路、都市、修道院のいずれかが描かれている。
・タイルを並べる際に、そのタイルの地形のいずれかにコマを置くことができ、置くとその地形の所有を宣言することになる。
・既に他プレイヤーのコマが置いてある地形につながった場所には自コマを置けないが、タイルを置くことによって別プレイヤーの地形が連結することは起こりうる。2本の道路が左右からつながる、2つの土地がつながる、など。
・複数のコマが置かれた地形の最終的な所有者は、その地形に最も多くのコマを置いた者になり、特に都市の発達途中では所有権争いが起こることになる。
・道路、都市、修道院が完成した時に、所有している手下のプレイヤーに点数が加算され、コマはプレイヤーの手元に戻る。
・【1分で分かる図解解説】「カルカソンヌ」のルールと遊び方を解説!
・Carcassonne Japan (カルカソンヌ・ジャパン) – X
・【カルカソンヌ】20周年記念なんだって!限定も発売中♪定番有名ボードゲーム タイル配置ゲーム ボードゲームカフェ あそびCafeコロン
タイル
・正方形のタイルが72枚ある。
・絵柄は24種類。
・ゲームを始めるとき、指定されたスタートタイルを表にしてプレイするテーブルの中央に置き、残りのタイルは全部伏せてよく混ぜておく。
・プレイヤーは順番にタイルをめくる。
・これを最初の1枚に、絵がつながるようにくっつけるように置く。
・1枚めくったら置いて、次のプレイヤーがめくって置いてというのを繰り返していく。
ミープル
・ミープルというコマが40個ある。各色8個ずつで5色。
・タイルを1枚めくって置いたとき、そのタイルの上にミープルを置ける。
・ミープルは、置いても置かなくてもいい。
・ミープルは、1枚のタイルの上に対して置く場所が正確に決まっており、城の中、道、草原のいずれかとなっている。
置くとその地形の所有を宣言する
・タイルを並べる際、そのタイルの地形のいずれかにミープルを置ける。
・置くとその地形の所有を宣言することになる。
・既に他プレイヤーのミープルが置いてある地形につながった場所には自分のミープルを置けない。
・タイルを置くことによって別プレイヤーの地形が連結することは起こりうる。2本の道路が左右からつながる、2つの土地がつながる、など。
・複数のミープルが置かれた地形の最終的な所有者は、その地形に最も多くのミープルを置いた者になる。
・特に都市の発達途中では所有権争いが起こることになる。
・同数置いた者が複数いた場合。その全員に得点が与えられる。
・道路、都市、修道院が完成した時に、所有している手下のプレイヤーに点数が加算され、ミープルはプレイヤーの手元に戻る。
点数
道路
・道路は、両端が確定した際に完成。
・1ブロックにつき1点。
都市
・都市は、地形が閉じたら完成。
・1ブロックにつき2点、旗が描かれているブロックは1つにつき更に2点。
修道院
・修道院は、周囲8マスの全てにタイルが置かれたら完成。
・9点。
ゲームの終了
・タイルが全部置かれた時点でゲーム終了。
・草原は、完成した都市に隣接する数に応じて点数が加算される。1つにつき3点。
・未完成の都市は、完成時の半分(面積・旗の数それぞれについて1点)が加算される。
・未完成の道路及び修道院は、完成時と同様の点数(道路は連結されたブロック数、修道院は周囲に配置されたタイルの数+1点)が加算される。
・一番得点したプレイヤーが勝利する。
戦術
・手下のミープルは限られており、地形が完成するまで戻ってこないため、必要な時にミープルが無いことが起こり得る。高得点を狙うとミープルがなかなか回収できない。
・得点を増やそうと地形を広げていくと、最終的に完成しないリスクを負う。
・短期的な道路、中期的な都市、長期的な草原のどれを重視するかで迷う。
・タイルを引くのはランダムであるため、展開や最終的な町並みも大きく変わる。
・ただし、どのような絵柄があるか(残っているか)推測できる経験者が有利である。
商品|カルカソンヌ
カルカソンヌ
カルカソンヌ|スターウォーズ 拡張セット1
カルカソンヌ|プリンセス、ドラゴン 拡張セット1
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