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ポーカー:ポーカーのテル(癖)

ポーカー ゲーム

テル(癖)

テル

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・プレイ中に無意識に出てしまうしぐさや癖。

 

テルの種類

・手の動き(手で口元や頬と覆う、急にチップを触る等)
・足の動き(足をゆったりと伸ばす、頻繁に足を組み替える等)
・姿勢(前のめり、後ろにもたれている等)
・目の動き(カードを見たときの反応、カードの二度見、じっと見る等)
・口(会話が増える、黙り込む等)
・呼吸(浅い呼吸、深い呼吸等)
・表情(ニコニコ顔、自然な微笑等)
・速度(素早いコール、連番のカードをじっくり確認する等)

 

テルの注意点

・本当のテルか、リバーステルか、見分ける技術が必要。
・リバーステルとは、テル(癖)をわざと使って、強さと弱さを逆に見せること。
・意識的にリバーステルを使い、ブラフを仕掛けられ、自分にとって有利にゲームを進めるプレイヤーがいる。
・テルは、全てのプレイヤーに当てはまるとは限らない。
・テルは、一人ひとりで異なる。
・テルは、独自の癖がある。

 

テルの対策

・初見のプレイヤーは特にショーダウンを見たがる。相手がハンドをあきらめるときに、どんな信号を出すのかを見て、テルの参考にするため。そのプレイヤーは、中級者以上といえるので、意識するとよい。
・意識的にリバーステルを使い、ブラフを仕掛けられ、自分にとって有利にゲームを進めるプレイヤーがいる。(再掲)
・手札を見るときは必ず同じ順番で見る、賭けるときは必ず同じ量をかけるなど、同じ動作をすることでテルを読み取られにくくなる。

 

テルを見抜け! ライブポーカーの勘所

 

 

テル|手の動き

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〇強いハンド
〇良いハンドが揃ったときに思わずチップを触ってしまう。(反対有り)
〇チップを今まで触っていなかったのに急にいじり始める。「よいハンドなので早くベットして、ポット額を増やしていきたい」という感情の現れ。アクションが来た際にベットしようと考えており、どのくらいのチップをポットに入れるべきか数えているため。
〇ハンドを確認した後、カードを両手で覆う。保護したいと言う本能の表れ。
〇アクション後、グラスなどを手に取る。

●弱いハンド
●手で顔の一部を覆うときは表情を隠したい心理が働いている。
●焦りや緊張から無意識に机をトントンと叩く。
●プリフロップにおいて、フォールドを決めているときに、アクションが来る前からハンドを持っている場合がある。これは、フォールドする際にディーラーのほうに向けてカードを投げる準備を、アクションが来る前にしているため。
●自分の番の際、チップに触れる。威嚇しようとしている。(反対有り)

 

 

テル|足の動き

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〇強いハンド
〇足をゆったりと伸ばしているときは、リラックスしている。

●弱いハンド
●貧乏ゆすりや頻繁に足を組み直す様子は緊張、興奮を示す。

 

 

テル|姿勢

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〇強いハンド
〇後ろにもたれているときは、リラックスしている。

●弱いハンド
●緊張や興奮しているときに人間は前のめりになる。

 

 

テル|目の動き

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〇強いハンド
〇プレイヤーの中にはオールインのブラフをするといつも左を向く人がいる。
〇リラックスすると目の動きが遅くなる。
〇自分のチップをちらっと見て、すぐに遠方を見やったら、ベットしたい。次に、相手はさっと相手のチップを見るのは、ベットしたい。
〇瞬きや目線の動きがゆっくりである。
〇ポットが大きいシチュエーションで相手が強気なベットをした後に、カードを再確認する。
〇大きなベットをしたプレイヤーがホールカードをダブルチェックする。
〇ハンドに視線を向けない。
〇フロップカードが開かれた際にちらっと見て、すぐに目を脇にそらす。
〇敵のカードを眺める。

●弱いハンド
●不安なときはまぶたが下がり、焦点が定まらなくなる。
●目元は緊張すると瞬きが増えて動きが活発になる。
●相手を見たがらないプレイヤーは、「自分の目が、自分の恐怖心を明らかにすること」を心配している。(反対有り)
●敵を凝視する。(反対有り)
●フロップで 3 のハートが出て、プレイヤーが自分のカードを見たとき、フラッシュを持っている可能性は低い。初心者がオフスーツのハンドを持っているとき、最初にスーツに注意を払うことはないため。スーテッドのハンドを持った場合にのみ、スーツのことを思い出す。「せいぜい 1 枚のハートしかない」状況。
●カードまたはボードを特に長く見ている。
●チェックの後、じっと見つめる。
●チェックの後、ぎこちなくじっとしている。
●自分のカード、またはコミュニティーカードの長い注視。
●瞬きの回数が増えたり目線の動きが活発である。
●ベットした後に再度自分のハンドを見る。

△複雑なハンド
△自分のカードを何度も確認するしぐさは、複雑なハンドである。
△ボードにカードが新たに出た時に、自分のハンドを確認した場合はフラッシュやストレートのような複雑なハンドのことが多い。
△ベットやレイズをされた際に一度ハンドを確認しコールした。これは、ストレートドローなどを確認している場合が多い。

 

 

テル|口

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〇強いハンド
〇心地よさを感じるとゆるむ。
〇饒舌になるプレイヤーもいる。(反対有り)
〇黙り込んでしまうプレイヤーもいる。(反対有り)

●弱いハンド
●不安なときは唇を噛みしめる。
●手で口をふさいだとき、弱いハンドを持っている。感情を隠したい。

 

 

テル|呼吸

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〇強いハンド
〇ゆったりした呼吸はリラックス状態を示す。
〇タバコの大きな煙を吐くときは、強いハンド。
〇ため息をついたときは、強いハンド。(反対有り)

●弱いハンド
●興奮していると呼吸が浅く、早くなる。
●緊張を緩和するために無意識に深呼吸している。
●浅い呼吸や、大きく音を出して呼吸するのを避ける。
●ため息をついたときは、弱いハンド。(反対有り)

 

 

テル|表情

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〇強いハンド
〇自然な微笑。
〇プリフロップ時にプレミアムハンドがそろって、顔がこわばる。

●弱いハンド
●できるだけ平常さを装おう。
●本能的にできるだけ静かにし、地味な態度を保とうとする。
●無理に微笑を作る。

 

 

テル|速度

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〇強いハンド
〇ゆっくりだと、わざと弱いふりを装う。
〇ハンドを見て直ちにベットしたとき、正直なプレーで、ブラフをかける前にブラフがうまくいくかどうかしばらく考えるのが普通。さらに、不信感がつのらないようにするために、目立ったアクションを避ける。
〇ベットアクションが速い。
〇スナップコールやターン・リバーでの素早いベットなどをする。
〇あまりに遅ければわざと弱いふりをしている。
〇かなり時間をかけて考えてレイズ。難しい決断をしたかのようなふりをしているが、決断はすぐに決まっていた。
〇コールに長い時間をかける。

●弱いハンド
●ブラフをかけようとしているときはアピールが過剰になり、反応が早くなる。
●ベットする前に長い時間がかかる。
●ベットアクションが遅い。
●普段よりもコールが早い。
●コールがあまりに早いと、わざわざ強いアピールをしていることが多い。
●素早いコールは弱いか中程度のハンド。これは、レイズを即座に除外してコールしたため。

△複雑なハンド
△「連番のカードが出たときだけに細かくじっくりカードを確認している」という状況になっているとストレートの可能性がある。

 

 

テル|その他

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〇強いハンド
〇親しげだったプレイヤーが急に冷淡になる。
〇あまり派手な態度。誰も怖がらせたくないので、何も言わないし、自分のチップのバリューも明らかにしない。
〇カードとチップが近い。
〇諦めたように振る舞う。
〇混乱する、怖れを見せる。
〇地味な行動。敵を怖がらせないため、強いハンドを持っていると行動が地味になる。

●弱いハンド
●プレイヤーがベットした後で友好的な行動に出る。
●楽観的な態度を見せたり、重々しい態度でベットを示す。自分がハンドをコントロールしているように見せかけることで、相手を追い払おうとしているため。
●チップをおおげさに賭ける。相手の方向にチップをプッシュする際に強い態度を示すとき、チップを投げ込むような態度をとるとき、前腕の下部を伸ばすとき、指を広げたりする仕草をする。
●SBでリンプしたときに、BBがすぐにチェックした場合、プリフロップでレイズが入った場合降りる予定の可能性が高い。
●カードとチップが遠い。

 

 

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