為替研究：メキシコペソ　MXN/JPN　高金利通貨

メキシコペソ
メキシコ合衆国
メキシコの歴史
メキシコの特産品、芸術
アンドレア・メサ｜2021年ミス・ユニバース優勝
1. アンドレア・メサ｜第69回ミス・ユニバース世界大会優勝
2. アンドレア・メサ｜公式インスタグラム
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メキシコペソ

メキシコペソ｜チャート

【MXN/JPN　時間足　2022年4月16日】
・現在価格：6.3332 – 6.3374円

【MXN/JPN　週足　2022年4月16日】
・現在価格：6.3332 – 6.3374円

【MXN/JPN　年足　2022年4月16日】
・現在価格：6.3332 – 6.3374円

メキシコ経済｜状況

・1986年　関税および貿易に関する一般協定（GATT）に参加した。外国から資金を呼ぶため、金利は高く設定され、ペソは過大評価されていた。その結果、輸入が急増し輸出は不振となり、貿易赤字が増大していった。
・1994年1月1日　NAFTA（北米自由貿易協定）発効。アメリカ、メキシコ、カナダによる自由貿易協定。対米輸出が拡大し、1990年代後半の景気は好調に推移。
・1994年2月　南部で先住民による武装反乱が発生。3月には大統領選挙の候補が暗殺。
・2016年11月8日　当選したトランプ大統領が、メキシコに対して強硬な通商・移民政策により、ペソ安。
・2018年9月30日　NAFTAをアメリカ、メキシコ、カナダ協定（USMCA）に置き換えで合意。
・2020年4月17日　米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、メキシコの外貨建て長期債務格付けを「A3」から「Baa1」に1段階引き下げたと発表。
・2021年11月11日　メキシコ中央銀行は、政策金利を5.00％（＋0.25ポイント）と発表。4回連続の利上げ。
・2021年11月22日　パウエルFRB議長（アメリカ）続投で、ドル高ペソ安の傾向。
・2021年11月23日　5.428円　買いエントリー
・2021年11月26日　英政府、南アフリカで新たに確認された新型コロナウイルスの変異株について、これまでに発見された中で最も重大な変異ウイルス、と報道。
・2021年11月27日　5.164円

メキシコ経済｜特徴

・中南米の中でブラジルに次ぐ経済規模（2017年時点）を持つ、新興国。
・銀、石油、天然ガスが産出する資源国で、原油など資源価格の動向に影響を受ける。
・輸出の約8割がアメリカ向け、輸入の約５割がアメリカからで、アメリカ経済の影響を受ける。
・リスクが有る場合、下落
・欧州でコロナ感染が再拡大
・原油反発でペソ下げ渋り
・新型コロナウイルスの感染拡大はメキシコ経済にも甚大なダメージを与え、2020年のGDP成長率はマイナス8.2％と歴史的な落ち込みとなった。2021年はその反動からプラス成長が見込まれ、ワクチン接種の効果も手伝って経済の活性化が期待されるが、新型コロナ危機が残した爪痕は深く、現在も続く外出自粛や操業制限の影響により完全な回復は見られない。【引用：ＪＥＴＲＯ】

2022年の原油高の要因

・脱炭素化の流れのため、化石燃料への投資が低迷していた。
・コロナショックを経て、景気が持ち直し、原油需要が急増した。
・ロシア・ウクライナ戦争で、ロシアへの経済制裁により、ロシア産原油の供給不安が発生した。

メキシコ経済｜2022年４月の状況

・2022年2月24日、ロシア・ウクライナ戦争により、ロシアの欧米諸国への原油輸出が減少し、代替国としてメキシコが注目されている。
・2022年3月3日、WTI原油先物価格は、1バレル＝116ドル57セントで、約13年ぶりの高値。メキシコは、原産国。
・2022年3月24日、メキシコ中央銀行が、インフレを抑制のため、政策金利6.5％に利上げを実施。
・2022年4月7日、メキシコ消費者物価指数7.45%（前回7.28%）。
・2022年5月、メキシコ中央銀行は、追加利上げの可能性が高い。インフレ進行中であり、米連邦準備制度理事会(FRB)が今後、利上げを想定している。

・原油高とインフレのため、メキシコペソ円が上昇中。

メキシコ合衆国

メキシコ合衆国とは

・北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。
・北にアメリカ合衆国と南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。
・公用語：スペイン語
・宗教：カトリック（国民の8割）
・首都：メキシコシティ
・元首：アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領
・面積：1,972,550平方km（13位）
・人口：128,933,000人（2020年、10位）
・GDP：1兆739億1,500万ドル（2020年、16位）

メキシコ合衆国｜アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領

・2018年12月1日　アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領が選挙により就任。6年間の任期を上下両院で与党が過半数を握る状況。
・政治スタイルが独裁的で過激とする見方もあり、同氏の大統領就任は中南米第2の経済を誇るメキシコで株価下落を招いた。
・2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症（COVID‐19）の影響緩和に向けた経済対策を発表した。原則として支持基盤である社会的弱者を救済するもので、操業停止に追い込まれている企業家向けの支援はほとんどない。
・2021年11月17日、新興左派のロペスオブラドール氏は犯罪と貧困、汚職で疲弊した同国を「変革する」と公約。

アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領（2018年～）

メキシコ合衆国｜私見

・ＦＲＢ利上げ→米国債利回りの上昇→米ドルのキャリートレード（低金利通貨で調達した資金を高金利通貨などに投資すること）が巻き戻り→メキシコペソ安の流れ。
・原油相場が上昇→メキシコペソ高の流れ。
・トルコリラや南アフリカランドと同様に高金利通貨だが、その２つより値動きが荒くない。
・ZAR/JPY　1,000通貨スワップ0.7円　買値6.960円　年率87％
・TRY/JPY　1,000通貨スワップ2.5円　買値9.274円　年率177％
・MXN/JPY　1,000通貨スワップ0.8円　買値5.186円　年率134％

メキシコの歴史

・15世紀前半、テスココ、トラコパンとともにアステカ三国同盟を築いた。テスココの名君ネサワルコヨトルの死後は、完全にリーダーシップを握って周辺諸国を征服し、アステカの湖上の都テノチティトランを中心にアステカ帝国を形成した。
・1521年、スペイン人フエルナン・コルテスが、皇帝クアウテモックを惨殺してアステカ帝国を滅ぼした。
・ヨーロッパから持ち込まれた天然痘などの疫病によって、2,500万人いたインディオは一時100万人にまで激減。スペイン人と先住民インディオとの混血（メスティーソ）が進み、独特の混血文化となった。
・1823年　アグスティン・デ・イトゥルビデが連邦共和国のメキシコ合衆国を建国。
・1910年　民主化を求める勢力が蜂起し、「メキシコ革命」。その後、ディアス大統領を国外追放。
・1968年　メキシコ・シティオリンピック開催。

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メキシコの特産品、芸術

テキーラ｜メキシコの蒸留酒

・メキシコで発祥した蒸留酒のテキーラは英語で「アガベ」と呼ばれる「竜舌蘭」という植物を原料に使用している。
・ジン、ウォッカ、ラム、テキーラは、世界4大スピリッツ。
・芳醇な風味と甘みを楽しめる。
・ハリスコ州グアダラハラ市近郊のテキーラという地域に1700年代から作られている地酒で、国民にもっとも愛される酒。

テキーラおすすめ

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ビール｜メキシコのビール

・ビールの特産地としても知られており、コロナビールやXX（ドス・エキス）などの著名なブランドが世界中に輸出されている。

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タコス｜メキシコ料理を代表する国民食

・トウモロコシから作られる「トルティーヤ（タコスの皮）」に、具材をのせ、お好みの「サルサ（スペイン語のソース）」をかけて手で包んで食べる料理。
・サルサ・ロハ（赤いサルサ）：トマト、唐辛子、コリアンダー。
・サルサ・ベルデ（緑のサルサ）：オオブドウホオズキ。
・サルサ・クルダ（生のサルサ）：トマト、タマネギ、唐辛子、コリアンダー。

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ディエゴ・リベラ｜壁画

・ディエゴ・リベラ
・Diego Rivera
・1886年12月8日 – 1957年11月24日
・メキシコの画家。
・キュビズムの影響を受けた作風で、多くの壁画作品で知られる。
・フリーダ・カーロの夫。

国立宮殿内のディエゴ・リベラの壁画

左：フリーダ・カーロ、右：ディエゴ・リベラ

フリーダ・カーロ｜メキシコ現代絵画

・フリーダ・カーロ
・1907年7月6日 – 1954年7月13日
・メキシコの現代絵画を代表する画家、民族芸術の第一人者。
・1925年、交通事故により、痛みと病院での退屈な生活を紛らわせるために本格的な絵を描くようになった。事故の後遺症で背中や右足の痛みに悩まされるようになった。
・1929年、21歳年上のリベラと結婚。年の差やリベラの外見上の印象から、フリーダの両親からはあまり祝福されなかった。
・1939年、リベラと離婚、生家である「青い家」へと戻った。
・1940年、サンフランシスコでリベラと2度目の結婚。
・夫との関係、事故後の自身の健康状態、子供が産めない身体など、その時に起こった出来事を象徴的な意味を込めて描くことが多い。
・こうした表現は女性の身体や性に対するタブーを打ち砕いたとして評価されている。
・夫であり、画家でもあったディエゴ・リベラは「彼女は女性特有の、あるいは女性に普遍的なテーマを、仮借のない率直さと冷徹な厳しさをもって描いた、美術史上最初の女性である」と評している。

1938年　死の仮面を被った少女　名古屋市美術館所蔵

500ペソ紙幣　表：ディエゴ・リベラ、裏：フリーダ・カーロ

アンドレア・メサ｜2021年ミス・ユニバース優勝

アンドレア・メサ｜第69回ミス・ユニバース世界大会優勝

・メキシコ代表アンドレア・メサ（26歳）。
・第69回ミス・ユニバース世界大会優勝。
・2021年5月16日　アメリカフロリダ州にて。

アンドレア・メサ｜公式インスタグラム

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メキシコの世界遺産

古代都市チチェン・イッツァ｜マヤ文明の古代遺跡

ケレタロの歴史史跡地区｜スペイン統治時代の美しい街並みが残る地区

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