麻雀戦略講座:食い伸ばし(食い延ばし)チーの否定

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食い伸ばし(食い延ばし)とは

食い伸ばし(食い延ばし)とは

チーやポンする、つまり食うことで、聴牌枚数や種類、受入枚数や種類を増やすこと。
既にある面子から、食って伸ばし(延ばし)ていくから、
食い伸ばし(食い延ばし)という鳴きテクニック。

 

 

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食い伸ばし(食い延ばし)チーの否定

食い伸ばしを否定できる手牌

一索
・弱い待ちの「一索、二索」を切っていった。
・上家からの「四萬」をチー。


チー  切り


・萬子以外の待ちで聴牌した。「二筒、五筒」待ちになった。
最終手出しは、チーした同種以外の牌(この場合は萬子)で、食い伸ばしの否定ができる

 

食い伸ばしを推計できる手牌

一索
・弱い待ちの「一索、二索」を切っていった。


・「二萬」待ちで聴牌した。


チー  切り
・上家からの「四萬」をチーして、聴牌チャンスが広がって、「一萬」を切って、「二萬、五萬」待ちになる。


最終手出しは、チーした同種の牌(この場合は萬子)で、食い伸ばしが推計できる。

 

 

食い伸ばしで、聴牌チャンスを広げ、同種牌を切る

食い伸ばし例1


・「二萬」待ちで聴牌している。


チー  切り
・上家からの「四萬」をチーして、聴牌チャンスが広がって、「一萬」を切って、「二萬、五萬」待ちになる。

 

食い伸ばし例2


・「二萬」待ちで聴牌している。


チー  切り
・上家からの「七萬」をチーして、聴牌チャンスが広がって、「一萬」を切って、「二萬、五萬」待ちになる。

 

食い伸ばしで切られる牌は、同種牌

・食い伸ばしで切られる牌は、同種牌になる。
・食い伸ばし例1の場合、「四萬」をチーして、「一萬」切りで、「二萬、五萬」待ち。
・食い伸ばし例2の場合、「七萬」をチーして、「一萬」切りで、「二萬、五萬」待ち。

 

 

食い伸ばし、又は、くっつき聴牌の否定

くっつき聴牌を否定できる合理的な手順

七筒一索
・5面子あるため、「七筒」切りが妥当である。

一索
・「三萬」切りで、聴牌。

一索
・「三萬」切りで、「三索」待ちの聴牌。


5面子ある手牌では、くっつき聴牌を否定できる

 

食い伸ばし、又は、くっつき聴牌をする非合理な手順

七筒一索
・非合理な手順で、「一索、二索」の面子から切っていく。ただし、待ちの「三索」がカラならば、合理的な手順になる。

七筒
・「二索」切り。

七筒
チー  七筒切り
・上家からの「四萬」をチーして、「七筒」を切って、「二萬、五萬」待ちになる。


食い伸ばし、又は、くっつき聴牌をする非合理な手順である。くっつき聴牌を狙って、面子を切るのは不自然である。
逆に言えば、面子を捨てた捨牌で食い伸ばしの牌で和了するのは非合理であるため、食い伸ばしを否定できる。したがって、面子切りがある捨牌の場合、食い伸ばし周辺は安全。

 

 

食い伸ばしで、くっつき聴牌で無い方で聴牌する

食い伸ばし例3

九萬七筒一索
・「九萬」切り。「五索」があるため、「一索、三索、五索」のリャンカンの候補ができるので、「一索」は残す。

七筒一索
・「一索」切り。「七筒」の方が「一索」より、くっつきの可能性が高いので、「七筒」は残す。

七筒
チー  七筒切り
・上家からの「四萬」をチーして、「七筒」を切って、「二萬、五萬」待ちになる。

・・・ 捨牌 ・・・

・聴牌前に、面子切りがない。
・食い伸ばしで、くっつき聴牌で無い方で聴牌すると、推計できる。

 

くっつき聴牌の際、食い伸ばしで切られる牌は、くっつき候補の他種牌

・くっつき聴牌の際、食い伸ばしで切られる牌は、くっつき候補の他種牌になる。
・食い伸ばし例3の場合、「四萬」をチーして、「七筒」切りで、「二萬、五萬」待ち。

 

 

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