ペンチャンとは、「一、二」または「八、九」
ペンチャン
・ペンチャンとは、数牌の「一、二」または「八、九」の牌があるとき、順子となり得る「三」または「七」の牌で待つ形。
・辺張。
ペンチャンは、良い待ちではない
・あまり良い待ちではない。
・待ちとなる「三」または「七」は、尖張牌(センチャンパイ)で一般的には出づらい牌。尖張牌とは、麻雀の3と7の数牌で、受入が広い。
・尖張牌とは、3と7の牌の柄が、上下で対象ではなく、1つだけ出ているような模様になっているため。
・ツモによる変化がしづらい。
ペンチャンが不利な点
ペンチャン待ちは、一つだけ
・の待ちは、
一つだけ。
ペンチャン待ちの尖張牌は出づらい
・尖張牌であるを例にすると、以下のとおり、受入が広い。したがって、一般的には出づらい牌になる。
1)ツモで、
のカンチャンターツ。
2)ツモで、
のリャンメンターツ。
3)ツモで、
のトイツ。
4)ツモで、
のリャンメンターツ。
5)ツモで、
のカンチャンターツ。
6)ツモで、
のカンチャンターツ。赤牌の受入もできる。
ペンチャン待ちは、変化がしづらい
・で、
をツモで、
。
・で、
をツモで、
のリャンメン待ちに変化する。
・ペンチャン待ちは、リャンメン待ちへ2回ツモが必要で、ツモによる変化がしづらい。
・で、
をツモで、
のリャンメン待ちに変化する。
・カンチャン待ちは、リャンメン待ちへ1回ツモでよく、ペンチャンより変化の面で有利になる。
ペンチャンの有利性
ペンチャンは、守備面で有利
・ペンチャンは、端にかかっているため、守備面で有利。
・真ん中の牌と比べると、放銃率は一般的に低い。
「二か八」を切って、安め打ち
・自分が親の場合、をツモられるより、
を切って安め打ちで、出アガリの方が安くつくときがある。
1)ツモで、子8,000点で、親なら4,000点の支払い。
2)切りで、子2,600点で、2,600点の支払い。安め打ち。
チーして、鳴き三色が狙える
・チーができるので、ツモと合わせてチャンスが増える。
・鳴いて手を狭めても、端にかかっているため、守備面で有利。
チーして、鳴き一通が狙える
・チーができるので、ツモと合わせてチャンスが増える。
・鳴いて手を狭めても、端にかかっているため、守備面で有利。
尖張牌は出づらいが、中終盤は出やすい
・尖張牌であるや
は、序盤には出づらいが、手が整ってきた中終盤は出やすい。
・受入の少ないペンチャン待ちが間に合う場合がある。
ペンチャン待ちは、対子でポンの変化がある
・ツモ
切り
・ポンが狙える。「一」は出やすい。
・ツモ
切り
・ポンが狙える。「二」は出やすい。