趣味:SF作家アイザック・アシモフ

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アイザック・アシモフ

人物像

Isaac Asimov
・Isaac Asimov
・1920年1月2日~1992年4月6日
・ソビエト連邦社会主義共和国(現ロシア)のペトロヴィッチ生まれ、米国ニューヨーク育ち。
・1939年、コロンビア大学を卒業し、同大学大学院で化学を専攻。
・1948年、博士号を取得。
・1942年、第二次世界大戦により大学院を休学し、フィラデルフィア海軍造船所に技術者として勤務。
・1949年、ボストン大学医学部の生化学の講師。
・1950年、「われはロボット」発表。
・1951年、「ファウンデーション」発表。
・1955年、ボストン大学准教授。
・1979年、ボストン大学教授。
・職業:生化学者、作家、エッセイスト等。
・アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラーク、ロバート・A・ハインラインは、三大SF作家 と呼ばれる。
・SFの分野で、ヒューゴー賞7回、ネビュラ賞2回、ローカス賞4回受賞。
【引用:Wikipedia】

 

ヒューゴー賞

Hugo
ヒューゴー賞
・前年に発表されたSFやファンタジーの作品および関連人物に贈られる賞。
・一般のファンの投票により受賞が決まる。
・主催:ワールドSFソサエティ
・1973年、「神々自身」
・1983年、「ファウンデーションの彼方へ」

 

ネビュラ賞

nebula
ネビュラ賞
・ネビュラとは星雲で、SFWA会員(作家、編集者、批評家など)の投票によって選ばれる。
・主催:アメリカSFファンタジー作家協会
・1972年、「神々自身」
・1977年、「バイセンテニアル・マン」

 

ローカス賞

locus
ローカス
・アメリカの老舗月刊セミプロSF情報誌「ローカス(Locus)」 が主催する賞。
・一般投票により各部門の受賞作が決定。
・1973年、「神々自身」
・1983年、「ファウンデーションの彼方へ」

 

 

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「ファウンデーション」シリーズ|説明

foundation

概要

・「ファウンデーション」シリーズは、1万2千年続いた銀河帝国の衰退後、新たな第二銀河帝国の核となる第一ファウンデーションを描いた物語。
・シリーズは全7作。
・ファウンデーションは財団の他、土台や基礎という意味。
創元推理文庫発刊の題名『銀河帝国の興亡』や、早川書房発刊の題名『銀河帝国興亡史』の名称でも知られる。

 

時間軸

■ファウンデーション前史
・宇宙の小石
・暗黒星雲の彼方に
・宇宙気流

■ファウンデーション7部作
・ファウンデーションへの序曲
・ファウンデーションの誕生
・ファウンデーション
・ファウンデーション対帝国
・第二ファウンデーション
・ファウンデーションの彼方へ
・ファウンデーションと地球

■新銀河帝国興亡史3部作
・ファウンデーションの危機(グレゴリイ・ベンフォード作)
・ファウンデーションと混沌(グレッグ・ベア作)
・ファウンデーションの勝利(デイヴィッド・ブリン作)

 

用語

・ハリ・セルダン:心理歴史学者。人類の未来を数学的手法で予測する「心理歴史学」により、帝国の崩壊とその後の数万年に及ぶ暗黒時代の到来を予測した。
・第一ファウンデーション:銀河系の最果ての惑星ターミナス(テルミナス)に置かれ、人類の知識の避難所。
・第二ファウンデーション:セルダンにより設立されたもう一つのファウンデーションで、第一ファウンデーションと共にセルダン計画の中核を担う。

 

 

ファウンデーション7部作|文庫

ファウンデーション

・第一銀河帝国は崩壊しつつあった。だが、その事実を完全に理解している人間は、帝国の生んだ最後の天才科学者のハリ・セルダンただ一人であった。来たるべき暗黒時代にそなえ、第二帝国樹立のためのファウンデーションを設立した。
・1951年出版。

 

ファウンデーション対帝国

・天才科学者セルダンによって辺境の惑星ターミナスにファウンデーションが設置されてから二百年が経過した。はじめは百科辞典編纂者の小さな共同社会として発足したファウンデーションも、やがて諸惑星を併合し、着々とその版図を拡大していった。
・1952年出版。

 

第二ファウンデーション

・その超能力を駆使して第一ファウンデーションを撃破したミュールは、次に第二ファウンデーションの探索を開始した。自らの銀河帝国を樹立するためには、なんとしても謎に包まれた第二ファウンデーションを発見、撃破せねばならなかったからである。
・1953年出版。

 

ファウンデーションの彼方へ

・設立から500年後、第一ファウンデーション(ターミナス)はその版図を銀河系の半分に広げ、第二帝国との間を阻む物は何もないかのようであった。
・ターミナスの若き議員ゴラン・トレヴィズは、時間霊廟に現れた生前のセルダンの立体映像による予言があまりに現在の状況と合致していた事から、いまだ自分たちが「セルダン・プラン」のレールの上に乗せられている事、つまり滅ぼしたはずの第二ファウンデーションが密かに存続していて、自分たちを陰から操作していると考えていた。
・トレヴィズは、議会で訴えようとするも、友人コンパーの裏切りにより拘束される。
・ブラノ市長は第二ファウンデーション存続説には同意見であり、トレヴィズにその所在の探索を命じる。
・1982年出版。

 

ファウンデーションと地球

・銀河系の未来を、超有機体ガイアに託したトレヴィズだったが、その自らの直感が本当に正しいのか確信が持てずにいた。二つのファウンデーションどちらが支配する銀河系も否定したという事は、その基礎となる心理歴史学に致命的な欠陥が存在する事になる。全ての謎の答えが伝説の人類発祥の星「地球」にあると感じた彼は、トランターの銀河図書館のみならずガイアの原始記憶からも地球の情報が除去・隠蔽されている事実からそれを確信し、朋友ペロラットとガイア人の女性プリスと共に、再び重力船ファースター号に乗り込み地球探索の旅に出発する。
・1986年出版。

 

ファウンデーションへの序曲

・時代を遡り、若き日のハリ・セルダンが心理歴史学を編み出す課程が描かれている。
・辺境惑星ヘリコン出身の数学者ハリ・セルダンは、銀河帝国の首都惑星トランターで行われた数学学会の10年大会で、人類の未来を数学的手法で予測する「心理歴史学」の基礎理論を発表する。
・宰相デマーゼルから話を聞いた皇帝クレオン一世は興味を抱き、セルダンを召還する。しかしセルダンは、心理歴史学はあくまで思考実験の域を出ず、実用化は今の銀河系社会があまりに大規模で複雑すぎるために事実上不可能であることをクレオンに示す。
・1988年出版。

 

ファウンデーションの誕生

・心理歴史学実用化の緒を掴んだハリ・セルダンが、第二銀河帝国の基礎となる2つのファウンデーションを設立するまでの後半生が描かれている。
・宰相デマーゼルの庇護の下、ストリーリング大学で心理歴史学の研究に携わっていたセルダンだったが、10年を経たある日、デマーゼルに失脚の危機が訪れる。
・ダールの反体制運動グループが何と「デマーゼルはロボットである」というキャンペーンを始めたのである。セルダンの活躍によって危機は脱したものの、デマーゼルは宰相を辞し、セルダンが後任に指名される。
・1993年出版。

 

 

銀河帝国の興亡|ファウンデーション新訳3部作

銀河帝国の興亡【新訳版】

・2021年出版。
・新訳版3部作で、風雲編、怒濤編、回天編で構成。

 

銀河帝国の興亡1【新訳版】: 風雲編

・銀河系宇宙を支配する大銀河帝国に、徐々に没落の影がきざしていた。
・ひとたび銀河帝国が崩壊すれば、各太陽系は小王国に分裂し、人類はふたたび原始の暗黒時代に逆行する運命にあった。
・このとき現われた天才的な歴史心理学者ハリ・セルダンの予言は?

 

銀河帝国の興亡2【新訳版】: 怒濤編

・銀河の新勢力となったファウンデーションは、衰退する帝国から挑戦を受け、これを退けた。
・だが、彼らをさらなる危機が待ち構えていた。
・天才ハリ・セルダンも予想しえなかった、ミュータントの出現である。

 

銀河帝国の興亡3【新訳版】: 回天編

・ミュールとの戦いを経てファウンデーションは勢力を盛り返す。
・だが彼らには謎めいた第二ファウンデーションの問題が残されていた。
・「星界の果て」にあるというその所在を探し求めるが。

 

 

ファウンデーション前史

宇宙の小石

・ジョゼフ・シュワーツは、1949年にアメリカのシカゴで余生を送る洋服屋の隠居。
・散歩中、近くにあった核物理研究所のプルトニウム実験の余波を受け、次元の断層を通り、別の世界へ飛ばされてしまう。
・突然の環境の変化にパニックとなり、言葉も通じず狼狽したため、哺乳類の知能を増大させる装置「シナプシファイアー」の実験台にされ、とてつもない知能とある特殊能力を得てしまう。
・そのおかげで言葉を理解できるようになった主人公は、そこが放射能に汚染された未来の地球であることを知る。

 

暗黒星雲の彼方に

・壮烈な核戦争の結果、絶滅にひんした地球も千年後には緑をとりもどし、人類は銀河系に進出していた。だが、そこに展開されていたのは、ティラン大汗国の専制に抗する諸惑星の姿だった。ティランに反旗をひるがえすバイロン・ファリルの行く手には、限りない策謀と落とし穴が…

 

宇宙気流

・銀河系内にある惑星「フロリナ」にて栽培される特産の繊維「カート」は、宇宙服の材料や高価なドレスに使われるなど、同量の金より価値の高い極めて重要な農産物であった。
・惑星「サーク」からフロリナを支配するために来ている貴族らは、無数の柱で支えられた地上10メートルの高みにひろがる上層都市に住み、何不自由ない生活をしていた。
・その銀河系の至宝カートを産出するフロリナが消滅する、という衝撃的な情報を発信した空間分析家が現れた。
・このために、サークの五大貴族は大騒ぎしかける。だが、その空間分析家の男はサークへの情報送信ののち、突如として宇宙空間から姿をくらませてしまう。
・1952年出版。

 

 

新銀河帝国興亡史|ファウンデーション新3部作

新銀河帝国興亡史3部作

・アシモフの死後、妻のジャネット・アシモフらの要請により、1997年から「新銀河帝国興亡史」として新たな3部作が書かれている。作品はハリ・セルダンの半生を描いている。

 

ファウンデーションの危機

■グレゴリイ・ベンフォード作
・衰退しつつある銀河帝国を救う未来予測の理論、心理歴史学を完成させるべく、帝国の首都惑星トランターの大学で研究を続ける天才数学者ハリ・セルダン。首相エトー・デマーゼルによって、皇帝クレオン1世に次期首相として推薦されたハリ・セルダンだったが、できることなら政治などにはかかわらず、大学で研究に専念したいというのが本音であった。
・一方、心理歴史学を利用して自らの治世の維持をはかろうとしていたクレオン1世も、議会の反対にあい、なかなかセルダンを首相にできずにいた。
・そんなおり、辺境惑星サークの遺跡から発掘された模造人格2体―ジャンヌ=ダルクとヴォルテールがセルダンの研究室にもちこまれた。
・2体は、帝都トランターの巨大コンピュータ内の仮想現実に再生されたが、よもやこれが、銀河帝国の根幹を揺るがす怖るべき危機につながろうとは。

 

ファウンデーションと混沌

■グレッグ・ベア作
・精神感応能力者はロボットではない。セルダン必死の訴えもむなしく、皇帝の信頼厚いシンター顧問官によるロボット狩りは激しさを増してゆく。
・ロボットと誤解され、捕われて殺害される能力者たち。
・シンターの包囲網は、帝国を蔭から支えてきたロボットにしてセルダンの協力者、ダニール・オリヴォーの周囲に及びはじめた。人類とロボットは共存可能か?

 

ファウンデーションの勝利

■デイヴィッド・ブリン作
・宇宙気流の分布と混沌世界の出現に共通性を発見したという無名人に同行して銀河に旅立ったハリ・セルダン。
・セルダンは心理歴史学の最大の敵である混沌と対峙すべく、探究の旅を続けていた。
・しだいに明らかになっていく混沌世界の姿、そして深まる謎。
・はたして混沌を食い止め、銀河に安定をもたらすことは可能なのか?

 

 

銀河帝国興亡史|ファウンデーションの漫画版

ginga-teikoku-koubou
銀河帝国興亡史特設サイト | 株式会社サイドランチ
・漫画版の「ファウンデーション」シリーズ
・第5巻の刊行にむけて鋭意制作中だが、海外での新たな体制によりマンガ化制作における版権の問題が解決せず、版権の取得にむけて交渉中。

 

 

ファウンデーション|ドラマ

Foundation
・2021年09月から配信開始。
ファウンデーション|VOD劇場
ファウンデーション|Apple TV+

 

 

アイザック・アシモフ、他の代表作

アイ・ロボット

・原作は短編集「われはロボット」。
・2004年映画公開。
・主演:ウィル・スミス。
・2035年のアメリカ。ロボット工学三原則を組み込まれたロボットは既に人間のサポート役として日常生活に溶け込んでいる。そしてシカゴに本社を構えるUSロボティクス社(U.S.R.)は、新たに開発した中枢コンピューター「ヴィキ」に随時アップデートを受ける、利便性の増した次世代家庭用ロボットNS-5(Nestor Class 5)型を出荷しようとしていた。そんな折にロボット嫌いな市警察の刑事、デル・スプーナーに連絡が入る。
■「ロボット工学三原則」
・第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
・第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
・第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

 

鋼鉄都市

・警視総監に呼びだされた刑事ベイリが知らされたのは、宇宙人惨殺という前代未聞の事件だった。
・地球人の子孫でありながら今や支配者となった宇宙人に対する反感、人間から職を奪ったロボットへの憎悪が渦まく鋼鉄都市へ、ベイリは乗り出すが。
・「ロボット工学三原則」の盲点を突いたSFミステリの傑作。

 

神々自身

・異なる物理法則を持つパラレルワールドからもたらされた科学技術を軸に、その危険性を訴える者と、利権や偏見のためにそれを抹殺しようとする者たちとの闘いを描いている。

 

バイセンテニアル・マン

・その家庭に配送されてきた家政用ロボット・アンドリューには、いかなる偶然からか本来ないはずの芸術的才能が備わっていた。
・彼は一個の家電ではなく一人の友として遇されるようになり、やがてロボットと人との違いを探究しはじめる。
・法的自由を、衣服を、人間そっくりのボディを求めた彼が最後に求めたものは?
・「聖者の行進」に収録されていた。

 

 

ファウンデーション|You Tube

『ファウンデーション』公式予告編 | Apple TV+

ジョブズも経済学者も憧れた!『ファウンデーション・銀河帝国の興亡』の学問『心理歴史学』を解説!【岡田斗司夫切り抜き】本/オススメ/SF/AppleTV+/アイザック・アシモフ

 

 

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